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会長挨拶

会長 横山 幸浩

第7回日本サルコーマ治療研究学会学術集会
会長 横山 幸浩
名古屋大学大学院 腫瘍外科学教室

このたび第7回日本サルコーマ治療研究学会学術集会を2024年2月9日(金)、10日(土)の2日間、名古屋国際会議場において開催させていただくこととなりました。

本学術集会には肉腫(サルコーマ)に関わる診療科の医師、研究者、医療スタッフ、企業、患者さんなどにより活発な討論が行われ、400名以上の参加を見込んでいます。

肉腫(サルコーマ)は小児から高齢者まで全身に発生するがんで、その希少性ゆえに治療開発に困難を伴います。運動器に発生することが多いため整形外科で扱われることが多いものの、後腹膜や頭頸部、婦人科、皮膚科領域にも発生し多くの診療科が関与します。また遺伝子解析を応用した正確な病理診断が治療選択に重要で、薬物療法には内科医が関与し、ゲノム医療も活発に行われています。そのため治療成績の向上には学際的な協力が必要です。

第7回学術集会では、整形外科だけではなく、消化器外科、泌尿器科、産婦人科、腫瘍内科、放射線科、診断病理科など複数の診療科が手を取り合って取り組まなければいけないという想いから「診療科横断的に肉腫治療に取り組む Multidisciplinary approach to sarcoma」をコンセプトに開催いたします。

肉腫の新たな時代の芽吹きに、皆様の温かなご支援、ご協力と、多くの方のご参加をお待ちしております。